家の性能
家の性能とは、断熱性、気密性、耐震性、省エネ性、対火性、防犯性などのことを指しています。
断熱性について
断熱性が高くなると、夏は涼しく、冬は暖かい家になります。
断熱性はUA値で表せます。
気密性について
住宅における気密とは、隙間をなくして外と室内の空気の出入りを少なくした状態のことです。
気密性の高い住宅=隙間のない家を意味します。
気密性はC値で表すことができます。
耐震性について
耐震性能は3段階あり耐震等級は3が最高。
10分野の住宅の性能を等級などで表示する「住宅性能表示制度」の等級のひとつ
耐震等級3は耐震等級1の1.5倍強い
耐震等級1
「耐震等級1」は、建築基準法で定められた、最低限の耐震性能を満たしていることを示すもので、震度6強から7に相当する、大地震に耐えうる強度を持つように構造計算されています。
耐震等級2
耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の倍率の耐震強度があることを示しています。
「長期優良住宅」として認定されるには、耐震等級2以上が必要となります。
耐震等級3
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。
住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最高レベルとなります。
換気について
2003年の建築基準法改正により、すべての建築物で24時間換気システムの設置が義務化されました。
換気の方法には
- 第一種換気
- 第二種換気
- 第三種換気
があります。
耐火性について
耐火性は家を火災から守るためものです。
耐火性については、T構造、H構造、M構造と分けられます。
T構造とH構造とM構造って何?
T構造とH構造とM構造の違いはなんでしょうか。
T構造(耐火構造)
T構造とは、耐火構造の住宅をさします。
T構造に該当するのは、
- 共同住宅で耐火建築物ではないもの
- 一戸建てで柱がコンクリート、レンガ、石、鉄骨で造られているもの
- 一戸建てで耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建物に該当するもの
の3つになります。
M構造(マンション構造)
M構造に該当するのは共同住宅です。共同住宅は、マンションやアパートなどの集合住宅です。
M構造に該当するのは共同住宅で
- コンクリート造建物
- コンクリートブロック造建物
- れんが造建物
- 石造建物
- 耐火建築物
となります。
H構造(非耐火構造)
T構造とM構造に含まれない建物のことをさします。
木造建築で特別な火災対策が施されていない家は、H構造に該当します。
くらげの家の性能
くらげのいえの性能は下記になっています。
くらげのいえの性能
性能 | 項目 | 値 |
断熱性 | UA値 | 0.19 W/m2K |
気密性 | C値 | 0.17 cm2/m2 |
耐震性 | 耐震等級 | 3級相当 |
換気 | 換気種別 | 第一種 |
熱交換 | 全熱交換 | |
熱交換効率 | 85% | |
耐火性 | 構造級別 | H構造 |
寒冷地なので熱環境に特化した家になった印象ですね。