オール電化とガスのどちらを選ぶ〜新築住宅のレンジと給湯〜

電気かガスか家の設備
電気とガスのどちらを選ぶ アイキャッチ

オール電化 か ガス併用か

オール電化とガス併用って比較するとどっちがいいんだろう?と気になっている方も多いのではないでしょうか?

オール電化は、キッチンのコンロや給湯機などの加熱用の機器もすべての電気でまかなうことを指します。

オール電化とガス併用で大きく異なるのが、

キッチンのコンロを、ガスコンロにするかIHクッキングヒータにするかと

給湯器を、ガス給湯機にするのか、エコキュートにするのか

が設備を検討する上で大きく変わります。

さらに、オール電化とガス併用でどちらがお得になるのかなども気になるところです。

キッチンレンジ

ガスレンジ

ガスコンロには、都市ガス用とプロパンガス用があります。

ガスコンロは火で直接熱するので、鉄やステンレス、ホーロー、アルミ、土鍋など、様々な素材の鍋やフライパンが使えます。お気に入りの鍋で料理を楽しめ、無理な買い替えの必要がありません。

IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターは火を使わないので、火災のリスクが圧倒的に少なくなります。
周囲に燃え移ったり、高齢の方にも安心してお使いいただけます。

IHは鍋自体が発熱するしくみです。周囲に熱がほとんど逃げないので、ガスコンロと違ってキッチンが暑くなりにくく、夏場も快適に料理できます。

IHは電気を流して発熱するしくみなので、アルミや銅、土鍋など使えない素材もあります。
IH対応の鍋かどうか確認する必要があります。

比較

ガスコンロIHクッキングヒーター
導入コスト設置費用:6~25万円設置費用:10~25万円
使用コスト都市ガス:◎
LPガス:△
メリット炎が見えることにより危機管理意識が高まる
ビルトインコンロは全機種でSiセンサー搭載
様々な調理器具も使えて料理の幅を広げやすい
火力調整がしやすい
消し忘れ防止センサーなどの細かい時間設定も可能
平らなトッププレートで掃除が楽
デメリット夏場の料理は火が暑いので辛い調理器具により使用可否がある

給湯器

ガス給湯器

従来型ガス給湯器

給湯器の種類はまず、「追い焚きできるタイプ」と「追い焚きできないタイプ」に分けられます。
さらに、追い焚きできるタイプは「ふろ給湯器」と「給湯暖房熱源機」の2種類に分かれます。

エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯器)

エコジョーズはガスでお湯を沸かします。

従来型ガス給湯器との違いは少ないガスで効率よくお湯を沸かすことができる給湯器です。
高効率給湯器のなかでも熱効率に優れており、設置スペースが小さくて済みます。

温水を作る際に排出されていた排気ガスの熱を二次熱交換機で再利用し温める仕組みです。

導入費用コストを抑えて省エネになります。

エコキュート (電気ヒートポンプ給湯器)

エコキュートの正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」といいます。ヒートポンプ技術によって空気の熱を利用し、お湯を沸かす家庭用給湯システムのことです。

安い夜間電力を使用して効率良くお湯を沸かすのでお得です。

比較

それぞれメリットとデメリットがあるので比較して検討してみてください。

比較項目エコジョーズエコキュート
エネルギー源ガス電気
設置コスト約20万円〜約60万円〜
ランニングコスト都市ガス:高い
LPガス:最も高い
安い
(夜間電力使用)
設置スペース狭いスペースで設置可能広いスペースが必要
使える湯量制限なし制限あり
水圧水道と同等水道より弱い
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